テクノ界の親日家・DUBFIRE!

By April 27, 2017 Default

Dubfire-705x470-1今月初旬にDubfireに会った時、彼は丁度騒々しいイベントが続いた数週間の旅が終わったところでした。マイアミ・ウィンター・カンファレンスで自身のパーティーやフェスティバルへの出演を終え、その後すぐにテクノのビッグフェスTime Warp Festivalに出演するために南ドイツへと飛びました。

「今完全にぶっ壊れてるよ」と彼は笑いました。 「マイアミで会ったみんな、そして1週間後にTime Warpで出会ったみんな、僕たちは全員時差ボケ、睡眠不足、とその両方でふらふらだよ」

USアンダーグラウンドシーンのベテランの彼にとっては忙しくなる1年の序章に過ぎません。DubfireのDJスケジュールはいつもぎっしりと詰まっています。現在彼は自身のレーベルSCI+TECの10周年アニバーサリーツアーの真っ最中です。“A Decade of Dubfire”プロジェクトではアルバム、ドキュメンタリー、コーヒーテーブルブック、更にHYBRIDライブショウでのパフォーマンスも収められています。EDC JapanではNicole Moudaberや日本ローカルアーティストに交じってneonGARDENに出演します。

Dubfire にとってもEDC Japanは特別なフェスティバルの1つです。20年にわたるキャリアの中で日本のアンダーグラウンドなクラブに何度も出演しており、非常に思い入れのある国だそうです。Twitterプロフィールに“グラミー賞獲得アーティスト”と並べて“親日家”や“日本酒マニア”と自称しています。

Dubfire-705x948「Richie Hawtinの後を付いて行ってるだけかな」 と日本酒好きのHawtinを引き合いに出し笑いました。HawtinのテクノイベントENTERでは日本酒バーがあるんです。

「EDC JAPANに出演する機会があるなら、数少ないテクノアーティスとしてラインナップされるなら、是非とも参加したいと思っていたよ」、「初めて日本に来たのは1998年で、それ以来毎年来てるんだ、1年で2,3回来れるときもあった。かなり長くいい関係を保ってるよ」とDubfireは言いました。

「日本のクラブカルチャーは、僕にとっては最初に日本に来た時とほとんど変わってない。お客さん全員、プレイしてる僕の方を見ている。他の場所では携帯に夢中になってるお客さんも多いけど日本はそんなに見かけない。DJの方を見て、目を閉じて声をあげ、夢中で音楽を聴いている。音楽とどうつながってるかっていうのを見せてくれるんだ。エネルギーの波を感じて僕もお返しすることができる。受け取って、またお客さんに返す、っていう感じ。DJとオーディエンスの間にそういう特別な関係が何年も存在して、それが日本のお客さんの好きなところなんだ」

「DJとオーディエンスの間にそういう特別な関係が何年も存在して、それが日本のお客さんの好きなところなんだ」

「1番大切な思い出は多分渋谷にあるWOMBが出来た頃とYELLOWでの事なんだ。SharamとDeep Dishでツアーしてた時はよく2週末は滞在していた。彼も僕と同じぐらい日本が好きだったからね。残念ながらYELLOWはもう無くなってしまったけど、本当に伝説的なクラブだよね」

Dubfireと日本とのコネクションはだいぶ深いようです。日本文化が彼にどのように響いているか、完璧主義な国民性について語りました。

Dubfire-1000x667

「床を掃除していても、代官山や原宿のお店で働いていたとしても、寿司一つ一つ丁寧に握っていても、全てにおいて皆謙虚で、丁寧に取り組んでる姿が素晴らしいんだ」

「特にこの完璧主義なところが魅力的だと思う・・・自分の人生や仕事へのインスピレーションになっている。日本人にとってはあまりにも普通でいかに素晴らしいかって事に気が付いていないことかもしれないけどね」

他にはアキラなどアニメ映画や漫画なども好きだという。三池崇史を好きな映画監督にあげ、日本レストランを世界のベストとも言う。

「全体として日本は素晴らしいところなんだ。DJを始めたころにここでグルーヴをみつけたし、20年たった今でも新しい発見がある」

Dubfire は12月にA Decade of Dubfireプロジェクトを終える。ドキュメンタリーを上映し、HYBRIDライブショーもそこで最後となります。

「A Decade of DubfireのコンセプトはHYBRID ショーを終わらせることで、あと3回を残すのみなんだ。そしてアーティストアルバムと新しいショーに集中するつもりだ。アーティスト個人としてこの10年ソロのキャリアを確立させることに一生懸命だった。A Decade of Dubfireは第1の進化としてこの章を終わらせるのにふさわしいやり方だと思う。だから精神的にもクリエイティブ的にも次に進むことができる」

「ニューアルバムの制作に入っていて、新しいライブについてもブレインストーミングしているとこなんだ。HYBRIDライブショーはこれからもやって行きたいと思っているよ。でも2年以上やっているから古いものは捨て、新しいテクノロジーを加え違ったものにしていきたい、そしてもっといいものにしたい」

EDC Japan429()30()ZOZOマリンスタジアムと幕張ビーチで開催されます。チケット発売中。詳しい情報はコチラ

Follow Dubfire on Facebook | Twitter | Instagram

Author Insomniac Editorial Team